circustic sarcas

Diary of K. Watanabe

2014-08-01から1ヶ月間の記事一覧

えんえんとシベリウス七番が聞こえ、これはたぶん、忍び寄る綺麗な思慕のような曲だとおもう。14歳の時の友人の手紙を持ち歩いている。久しぶりに手紙を送ったら、かえってこなかった。五年ほど前までは論文を書いていて検索すると英語の論文が出てくる。勝…

https://www.youtube.com/watch?v=hGP6IlXS_Ms パーヴォ・ベルグルンドもわたしの一人のヒーローなのだけれど、この安定の横綱っぽさというか、要するに千代の富士っぽさ 見通しがとてもよくて、シベリウスの7番をいろんな録音を聞いても、どうしてもヘルシ…

調を揺れること、階段を踏み外したように、違うところへ踏み入れてしまう感じ。 べりの図書館の歌を聴きながら、その踏み込むつもりのなかった調に入っていく感じが、間違って成長したような、成長したい方向じゃないところへ伸びていった感じの、ああ、って…

生きていたこと、、もっと言えば、、辛かったことにこそ、文学的ないみがある、と夏目先生は仰って、正確ではなく私の記憶だが仰って、だから坑夫を書いた。死ぬ前に、わたしはわたしなりに苦しかった日々を書きたいし、書くこと、残すことでしか、かつてわ…

どうしても眠れないのは、あの街のことを、思い出したこと石の道、自転車、からんからん、君の背を追いかけて http://www.amazon.co.jp/gp/aw/d/B003VEVOL6/ref=redir_mdp_mobile先生のいる街。せんせいの一番美しいアルバム。は、あの思い出の街で録音され…

神様がいるかいないかは知らないよ、 でも、 きみとわたしと、みんながいて聞き耳をたてていること この上がっていく音階に - きみもぼくも名前がなくなって一つになれればいいのに…それはあの世でしかできないことではなくて、たとえば、この音の階段をとも…

何気無く光に名前を付けるとか それをはじから忘れて行くとか 川辺のベンチに寝っ転がって 単語を覚えたり寝たり繰り返すとか 同郷の人の言葉が恋しくて なんどもYouTubeを見返すとか 一人でそうやっている時間の総計 - なにか全てを話さずにわかってくれる…

価値のあるニュースなんてない。ネットに付加価値ない。ネットに情報ない。情報が、わたしにいみがあることはない。求めずに、皆が求めているものを摂取し、同時代性をかんじるのも、赤信号をみんなで渡ってるに過ぎない。この私は偽物。あの私も。詩が書き…

病の黄色信号。しばらくのネット規制。

https://www.youtube.com/watch?v=jf7ssWWCbhU スパンクスのベストだとは思っていなかったし、いまでも思っていないけれど、久しぶりに電車の中で聴いていて、最初から歌詞をずっと追いながら聞いていて、6:22からのキラキラした電子ピアノの美しさと、…

すなおに言えば、力尽きるし、 すなおに言わなければ、先が読めるし、 言いたいことは一つだけ。それは、 何もない あるいは 私が生きていたことの意味はなに すなわち 何もない (下らない) 「わたしの生きていたことの意味」を残すためではなく、何にため…

なぜにという詩があり、そこに書かれた「きみ」に、今日ふとしたきっかけで、「なぜに」ごと投げつけると、当然のように、ポエムwwwwというような反応で、その反応が当然のことなんだけど、まあ凹みましたね。2008年か…

漠然とした夢を見る 見たかったような 見たくなかったような 見たかったのに見たくなかったような 触れられないものに触れて 触れたと思っていたのに触れられていない 匂いはなかった 目覚めても 幸せだったのか幸せでなかったのか 分からないから夢のことば…

相変わらず天才だな(音声注意 https://vine.co/v/M2X7i9aTuDj 多幸感すごいある https://vine.co/v/MViHuIqwT9b

オケコンがいい曲なのかどうかわからないというのが僕の一つの弱みだ。資本主義のなか、いいものを作れば食べていけるなどというふざけた主張の反証が彼だっただろう。でも、オケコンは、未だよくわからないのは、僕が安いからだ、もっとラストは長くていい…

イベールのディヴェルティスマンを久しぶりに聞いて、高校生の時に自分の目が多分、舞台で行われるどんちゃん騒ぎに、輝いていただろうことを、すごく思い出す、あそこでNさんは飛んだ、冒頭で飛んだ、とよく覚えてる、冒頭は飛ばなくちゃいけない この曲の…

僕は彼女の日本語の字は彼女をあらわすに十分なほど書かれ慣れていないと思うから、あまり興味がわかない。彼女が18年間書き続けてきたアルファベットのほうにずいぶん興味がある。美しい字ではないけれど、彼女の美しさがそのまま出ていると思う。ある種あ…

おもちゃ箱をひっくり返す、というのはこういうことを言うんだなあ、と思うよ、 高校の時だった、楽しくてとても泣いたのだよ、指揮をしたい、と思った https://www.youtube.com/watch?v=CeKTKKt1nJo

閾の日々 木の響きの域 何度も繰り返す 息

ひかりはどのように遊ぶかという絵

ソフトペダルを踏むこと。いらないものをできるだけそぎ落とすために。必要なものを探す。平板さを捨て、無を前提とする。一個の虚無を真ん中におくことにおいてのみ、わたしは日本人であること。

よけいなものそぎ落としてきれいになろうとして、内側をくり抜いてしまったみたいだ。だけど、多分それが私がなりたかったものに近いものだったのだろうと思う。 美しい人たちはいつも私の理想を映されていたきれいな白いスクリーンだった。あの人たちは自分…

AnathalloのHanasakajojii Fourの美しさのことを忘れないで痛い、この楽しそうさには、いつも泣きそうになる。生き生きと楽しそうにやること、それですら貴重なのに、鳴っている音の和声が素晴らしすぎるhttp://youtu.be/dqLyG4ppC9k多幸感、という言葉があ…

わたしは詩が好きなのではなくて、エクリチュールのなかの、女の人のパロールが好きなのだと思う。文体、ではないの。語り、なのだけど、そこには声があり、時間があり、温度があり、電話のささやきのように、でもひとりごとである、そういった全てが好き。…

眠さから曖昧へ 押し付けられた植物の鉢を育てている。朝起きたら水をやり、太陽の当たる場所へ動かす。それからぐずぐずして、家を出る前にもう一度鉢を動かす。 別に何かをやりたいわけじゃない。人生は一度しかないけれど、別に何かをやりたいわけじゃな…

世界の半分とそれからわたし

鬱を抜けかけるときに見た、あの公園の明るさのことを、あの不透明な矢鱈とした眩しさのことを、 私には正確に数えて二回、生まれてよかったと思った瞬間があった。それだけで、もういいのだと思う。しかも、それが、私の人生にとって決定的でも何でもない、…

ベリがなくなる、というニュースにはそれなりに衝撃は受けているし(在宅かつお金を使わないひとだが)、ここ数日の精神不安定にそれは加算されているのだけれど、鈴木さんがbuonoどうなるの、と触れてくれていてそれがとてもうれしい、女の子が三人で筋書な…

電話---電話・ 波を遣り過ごすこと 谷底があまりにつらくてもそれがおそらく10年続くわけではない 10年続いたら死んでもいいのではないか。というチャンス・オペレーション 10年我慢できるだろうか。