circustic sarcas

Diary of K. Watanabe

2008-01-01から1ヶ月間の記事一覧

春、あなたは出かけようとする どこともしらない土地へ 夢見がちなあしどりで 窓辺から見送る人は アップルティーを啜り 笑う 暗くなってきた 野原に 霧が降りる

久しぶりにスクリャービンのプレリュードop31-1を聞いていると、どうもこの世のものとは思われなくて、ひとつひとつの転調や転がって行く旋律が、どうもこの世のものとは思われなくて、これはいったいどうしたものだろう、と呟かずには居られないのです。

Julian Bream(ギタリスト)のDVD,"My Life in Music"を見ていて、 最後に出た文字に思わず涙が出そうになった。 "Passion and the desire to communicate... that's the key" -Julian Bream, May 2003 それなんだよなあ。原点はいつも。

自分の駄目さが悲しくなってまいりました。うらやましいという言葉ばかりが頭を巡ります。まぶしい人を見るとうらやみます。私はただのなにもできない暗い人間だ暗い人間だなにもできないただの私ぐるぐるぐる。さびしいです。自分でなんとかしろ、と言われ…

詩は死を志向するものだという強迫観念があってですね、だから詩からは遠ざかりたいと思うわけですが、もし詩が詩/si/ではなくて詩/sei/であったなら、という仮定をしてみたことがかつてあって、そこの違いはeなんですね。で、結局eroのeだなと思うんですけ…

あまりにもすごい映画を期待もせずに見てしまったので腰が抜けた。あまりリンクを貼りたいサイトではなかったのだけれど、わき目も振らずにとりあえずこの映画だけは見ろといいたいがために別アカウントにリンクを貼るのである。

1週間ぐらい蛙になっていたいです。ま、いいケロ、いいケロ、いいケロケロと、メッセンジャーの蛙さんが仰っていました。しかたがないこともあるさねー、と仰っていました。蛙は今頃、冬眠でしょうか。春が来れば、尾瀬でも思い出すのでしょうか。心が晴れ…

おなかが、いたくて。 うたを、うたいたくて。 ひとに、きいてほしくて。 ひとは、あるいていて。 わたしは、しゃがんでいて。 ひとは、あるいていって。 ひとは、きいてくれなくて。 うたは、うたえなくて。 おなかが、いたくて。 うたを、うたいたくてでも…

http://www.kajimotomusic.com/concert/2005/takemitsu/opera/opera.html それでもオペラは可能かどうかについて

海に、 からまりながら 打ち上げられた、 息継ぎもできずに、 波打際 白いシーツに包って二人でねむる 抱きしめる

遮られた休息-ごめんなさい-ごめんなさい