circustic sarcas

Diary of K. Watanabe

2007-12-01から1ヶ月間の記事一覧

京都駅。京都大学。吉田寮。ピアノ。高音。タクシー。友人家。武満。ルドン。遠くの友人。観光案内。電話。清水寺。高台寺。八坂神社。ギター。花見小路。バス。別れ。留学。バス。帰宅。母。一人。チャット。就寝。夢。鬼ごっこ。わくわく。起床。電話。出…

殺意と呪い

どこか虹の向こうへ―高く虹を渡って―そこにはあの土地が―小さなとき子守唄で聴いた― どこか虹の向こうの―空はあおくて―夢をかなえようとするならば―本当にそれはかなう― 美しい人、という詩を書いて、美しい人としか書けなかった。美しい花、という詩を書い…

目を閉じて両手を胸の前で組み合わせていると、心の中の波風がふと消えて、水を打ったように静かになるのでした。めをとじてりょうてをむねのまえでくみあわせていると、こころのなかのなみかぜがふときえて、みずをうったようにしずかになるのでした。mewot…

ベッドを失う、まえに、

いま、もうぼろ雑巾のように寝込んでいます。小細工だけできる無能が、やりたいことから逃げ続けていればこういう風になるのだといういいモデルとして本でも書こうかと思うほどの自己嫌悪です。「東大生の書く分かりやすい鬱への転落」あるいは「東大卒26…

いきるということはどういうことだろうか。 自立するということはどういうことだろうか。 自律するということはどういうことだろうか。 みずからを人間失格と断じ、他人と違うことに 孤独とちっぽけな誇りを感じているような、 そんな情けない人間に僕はなっ…

なやめる、ということばをみつづけていると、そこには やめる がかくれていて、わたしはますますかなしいきもちになる。だけど、そのまえに な がついていることをもういちどかくにんしてしんこきゅうをする。なやみ、と、やみ。やみとみ、身、me。 ヂ響きの…

さながら、

めをつぶる。 みみをふさぐ。 だが、口は動き続けている、心の中で。口は写像し、見る、内なる、目。聞く、内なる、耳。 何も考えないこと、と考え続けていると、普段考えていないことが横から顔を覗かせる。 遠い記憶。 じたばたする。

いつもいつも まちは寒くて 足が、

あなたはぼくに属していない ぼくはあなたに属していない 鳥が、

でもふとやっぱりさびしいなと思ったり、誰かに話したくなることはあるものです、いえ、いつも、わたしはあるひとたちを焦がれています、はなしたい、と。 それはたいてい、夜のことです。

何も考えないこと何も考えないこと何も考えないこと何も考えないこと何も考えないこと何も考えないこと何も考えないこと何も考えないこと何も考えないこと何も考えないこと何も考えないこと何も考えないこと何も考えないこと何も考えないこと何も考えないこ…

ジム・ジャームッシュ ナイト・オン・ザ・プラネット("Night On Earth")1991 米 

英語の原題を日本語の語感で変えてしまうのはどうかと思うのだが…LA編の不良少女タクシードライバー/ウィノナ・ライダーがまだ20歳で、いまから考えられんほど超美少女だった。もし映画音楽がトム・ウェイツじゃなくて、武満徹のままだったらどうだっただろ…

「あばよ/かばよ/アリゲーター」といえば田村隆一だが、今読んでいる「チャーリーとチョコレート工場」に、"See you later, alligator!"というのがあって、ちょっと驚いてしまった。まさかロアルド・ダールが田村隆一を読んでいるとは思えないので、二人と…

しあわせはそこにある きみはそれをみないだけ きみは目を瞑っている 手を振る人の声も聞かず とおいとおいつよい光 目を潰されて見えない周り しあわせはそこにある くらいよるのほたるのよに ひとつひとつが君を前に 進めようとしているとき きみはそこに…

生きて還る。深呼吸してきた。考えてもしかたないことを考えすぎなんだと思う。だからしばらくあらゆる考えることを放棄することにした。すこしずつひつようなものを取り戻していくべきなんだろう。かえって荷物を解くと日常が戻ってきそうで解かないでホウ…

Asterism