circustic sarcas

Diary of K. Watanabe

2014-03-01から1ヶ月間の記事一覧

精神的にとても弱っているのだ。 情弱という言葉こそが、インターネット的な悪を全て捉えている。 インターネット的に、我々は役にも立たないいち情報セットを均等に持つことを余儀無くされる。入試か。 インターネット的に、われわれは、論点を整理し、人を…

みゅあー、うっずという、美しいたけみつのきょくは、音が消えること、聞こえなくなる瞬間を聞くこと、そこに立ち上がってくる新しい音のおどろき、こだま、を歌っていて、つまり、遅ければ遅い程よい、という、たけみつの、しゅうていかの時のコメントを、…

おもいだすために。 素晴らしい和声 http://www.youtube.com/watch?v=BmlAZxha8Pw&list=PLFD3D0CAB499E87D1

あるいは女性性。かわいらしさ、を見ていたのだろう。それが、移転する、土台となる。フォルラーヌのこと、ギーゼキングの、なんども。感じ方が変わって、かわいく。 懐かしい三鷹まで出てきて、大学のころ、一年だけ住んでいた。自転車で、死の風景を探して…

姿勢を正す、ということ。 雨に煙る車窓。 から見える緑色の、小学校のプール。花時計。屋上に登る少年。詩人は私に見えないものを。詩人には見えるものを見せてくれる。 血。花、霧の中の。全ての色素の薄い。雨町。

彼の指が早く回っていた頃の演奏 http://youtu.be/H0l7rYbDiW4 ファンタジーの質量が、圧倒的に違う。これが、ラヴェルが決してぴあにすてぃっくではないと私が思うりゆうだ。スイス時計とか、そんなものではないと思う。

http://youtu.be/H6kpkSCDJ8I 誰よりもどたばたして、(たぶん現代のだれよりも下手くそで、)だれよりも美しいりごどん。最初のリズムから。でも、0:41の低音の五度音程でどーん、、と伸ばして、そこで時間が延びて、さばくの世界がそこから始まる、違う世界…

音楽大学を出る人たちは、小さい頃に変なことを覚えないように、フランソワのような人を聞くことを良しとされないのだ、と何かで読んだ。ぼくは思春期にフランソワのラヴェルがいてくれてよかったと思う。それで音楽には行かなかったけれど、音楽大学がそう…

ラヴェルの和声特有の、よくないえぐみ、というのがあって、フォルラーヌは普通に弾かれるとそのえぐさが出てしまうのに、フランソワがひいたとたんに、その本来の意味が見えてくる感じ。柔らかい。ラヴェルをとげとげしくひこうとするとそのえぐさが出る。…

このリズム感。 http://youtu.be/G9jWiMI_uHE かれ一人だけ別世界にいっている。このようにフォルラーヌを弾く人は他にいない。楽譜のリズムとは少し違うからだが、むしろこの方が和声の美しさが聴き取れる。