circustic sarcas

Diary of K. Watanabe

2014-09-01から1ヶ月間の記事一覧

幸せの羽を回して(眠る_猫のことを考える 来れ、来れ、光りの国よ、わたしのことを塗り潰してくれ それから、たくさんの、たくさんの退屈 。 夜にてをのばそう。 優しさと憧れだけでできている夜の藻屑だ ロマンティシズムに耽溺して、沈んでしまうこと

ときどきソフィアの街のことを思い出す。社会主義の残りの、学生しか住んでいない街で、ほんとに学生しかその一帯にいなくて、映画館が安くて(学生しかいない)、連れて行ってくれて見た英語が、17歳のカルテだった。英語もてんでできなかった18の頃の私は、…

たけみつのよりみちのことを考える。いつも。本を読む時には。 。 故郷に帰って、コンサートホールの予定をみたら、アマオケが1000円でコンサートをしていて、行ってみたら、初恋の人が舞台に乗っていて、ああ、16の時と弾き方変わらないな、と思って、それ…

手癖でしを書くといぅひとがいた それは分からなくない、けど たくさん好きな言葉があって それらを美文調と思って使う ばかりだ、とか さよなら、とか できるだけはかなく できるだけはかなければよい もちろんしとはそういうものではなく もっと構造的だと…

存在論として しを書くこと 認識の傷跡として しを書くこと

彼女が存在として音楽だったということはよく分かっているよ。蒸し返さないでくれ。存在として音楽のように不可視で、香りと響きしかなかった。たぶんいなかった、いないというかたちで、強烈にいた。分かっているよ。よく。蒸し返さないでくれ。いろんな楽…

たけみつ それから先日、非常にインパクトのある経験をしました。ベルリン・フィルハーモニーとカラヤンの、東京での最後の演奏会へ行ったのです。モーツァルトの39番とブラームスの1番をやりました。 僕は,高を括っていて、たまたまキップを貰ったものだか…

屈折する、腰から内へ、横へ、苦しい、中にひかりがあり、屈折して。屈折した男性性のように思われたものは、実はもっと。夏なのに濃紺の色をした存在が。暗い中にひかっているような。渋さへ沈んで行くような。

ベリーズ工房の蝉、について、ずっと考え続けて、健康を崩しているのだけれど、やっぱりこのボーカルの温度が、ヴィブラート以前の坂本真綾(2枚目のアルバム)と同じで、変なことを覚える前の、でも少し歌う技術をえはじめた楽しさがある、そういう、二度と戻…

「蝉」https://www.youtube.com/watch?v=-O_jcpg7Fnsがどんどん入ってきて不味いことになっている。1:39からのベースの下降音型はストロベリーフィールズフォーエヴァーを思わせる、という人がいたが、私にはsomethingのサビにしか聞こえない。でも曲を支配…