circustic sarcas

Diary of K. Watanabe

2015-07-01から1ヶ月間の記事一覧

美しい夜が、願わくば夜明けが あなたにありましたように

フォーレ後期。メシアンに連なっている、まっすぐに。この、時間性…揺れながら。「沈黙にたえかねて鳴りいだす」ような(ソクーロフ=八木重吉) https://www.youtube.com/watch?v=A-XcaXMu2UU

Wikip: Brahms それでも、同じウィーンに住む者同士の反目は良くないと間に立つ人がいて、両者はブラームス行き付けの「赤いはりねずみ」で会食した。このとき、2人とも肉団子が好物だったことがわかり、打ち解けた雰囲気となった。そのときのブルックナーの…

悲しみから悲しみを抜けたどこでもない(ところからどこでもない)ところへ

どんなにか愛してると言ったって君たちは僕のことなんか知りやしないんだろう @https://m.youtube.com/watch?v=99lgj96TPwg クレアアンドザリーズンズのこのアルバムが売れまくらない世の中なんて

情熱に追いつけない、とショパンをひく恋人が言った。 わたしは彼女がほんとうは情熱的な人であることをしっていた。 けれど、彼女はその出し方が分からないでいるような、静かなおっとりとした人だった。 わたしは情熱だけで生きていたから、ショパンに追い…

七回読め、と東大の人が書いていた。 かしこいひとでも、東大、という名前で本を売るのだ、と思った(東大というワードで売る時点で幻滅した。古い。30年ぐらい古い)。言ってることは、たぶん、読みの完璧主義を否定し繰り返しを重視する点で、フォトリーに似…

「もう、誰もいないね」 「誰も来ないね」

夢から夢へ。 筋から筋でないものへ。垂直のヴィジョンへ。人情から天啓へ。闇から光へ。思考から音楽へ。意図から閃きへ。 闇を物語らず、命がけの横っ跳びをすること。病みびとのためのディベルティメント。世の中が光るためには隅に追いやられる人が必要…