circustic sarcas

Diary of K. Watanabe

2021-01-01から1ヶ月間の記事一覧

あなたはどこからきたの? 生きることは罰ゲームではないの? ながくインフルエンザで学校を休んで、出てきたころにはみんながそろばんをできるようになっていた。わたしは、そろばんの基礎がわからないまま、応用編を習うことになり、何も身につかなかった…

自分メモ:小説 君の名は。(新海誠)

2016年の作品。映画未見(これから見る)。新海さんの作品はwikipによると英題がオリジナルでついているそうでこれは"your name."小文字始まりである。君の名は。という助詞「は」はそのあとに何かが来ることを予感させたまま句点で閉じているのでこれは実際…

自分メモ:涼宮ハルヒの憂鬱(谷口流)

2003年の作品。いまさらラノベの古典を読み始める。ビブリアもその動機。比べると後者の方が知的好奇心をくすぐるもので、それをもって後者を「ライト文芸」(ラノベに対照して、)と呼ばせしめるらしく、ふむふむ勉強になる。 文体はキョンがただひとりごと…

自分メモ:転職の思考法(北野唯我)

敢えて小説型で書いてあるビジネス書という分野がある。その狙いは何かと考える。この本の場合文学性を狙っているわけではなさそう。 170センチ弱はあるであろう、スレンダーな体から流れる、美しい髪。そして少し日焼けしたきめ細かい肌。こんな異性に街で…

自分メモ:仕事選びのアートとサイエンス(山口周)

面白い本。興味深いいろいろな人が言っていることをうまくピックアップして、百貨店みたいに並んでいる。その選び方にこそ筆者の視点の独自性がある。一方で、それぞれの主張が互いに矛盾をきたし始める感もある。 不安定で不確実で複雑でかつ曖昧な世の中で…

自分メモ: ビブリア古書堂の事件手帖

北鎌倉という場所に舞台を置いたことがとてもいいと思った。ライトノベルをあまり読まない人だから、 「うん、まあ……ちょっと」 『ちょっとってひょっとして……ちょっとあの巨乳に触っちゃったとか?』 「そんなわけねえだろ!」 『でも、ほんと大きいよね、…

この世でいちばん大事な「カネ」の話(西原理恵子)

良い本。そうかなあ、と首をひねるところもすこしありつつも。 貧困が循環するということ、「どん底」というほどの貧困がおそらく現在も地方都市を中心に(もちろん東京にも)存在し、人々から選択するという思考を奪っていること、がサイバラさんによって丁…