circustic sarcas

Diary of K. Watanabe

イベールのディヴェルティスマンを久しぶりに聞いて、高校生の時に自分の目が多分、舞台で行われるどんちゃん騒ぎに、輝いていただろうことを、すごく思い出す、あそこでNさんは飛んだ、冒頭で飛んだ、とよく覚えてる、冒頭は飛ばなくちゃいけない


この曲の方が有名な曲よりも好きだ。子どもの曲だと思う。何の日だったか、母が写真を見せてくれて、イベール家にお邪魔したときのだ、と言った。イベール本人は亡くなっていたけれど、芸術家が集まるような場所だったみたいだ。若い夫婦が芸術のことだけ考えて将来を考えないで遊学していたということの意味をわたしはいつも考える。その結果過度にリスク回避的な子どもが生まれるわけだ、と親のせいにしてはいけない、わかっているのだけれど