circustic sarcas

Diary of K. Watanabe

2013-08-01から1ヶ月間の記事一覧

北山。ピアノを聞いてもらって、あるいて戻る。スクリャのジャズエイジの話をする。ぼくは客観的にみて、どんどん健康になっているらしい。定点観測してもらえる人がいるのはありがたい。恋人のおかげだろう、という。恋人と共通の友人がいることはありがた…

植物園前に素敵なかふぇができとった。

私はやんでなんかいない、やんでいるとすれば、それはあなたたち(夫と娘)を愛しすぎているからよ、みたいなことをジーナローランズが叫んでいて、そのときはそんなアホな、と思ったけれど、あれ、病みとは、愛と執着の裏返しなのではないか、と、実感を伴っ…

ジョン・カサヴェテス/ラブ・ストリームズ

間の変なオペレッタは感心しないけれど、やはりこれも良かった。条理ではないところ、本当に、よりストンとくる。風立ちぬが首肯できないのは、愛の論理が単純すぎて賛成か反対かしかしようがない浅さだった、そのあとでのカサヴェテス、がつん、ときた。愛…

ジョン・カサヴェテス/こわれゆく女

ものすごくこわれていた。むしろピーター・フォークがこわれていた。画面から緊迫感がこんなにも抜けない感じ、しね、よみがえれ!以来な気がした。ああ、精神安定って大切よね、と、狂っていた時代を思い出した。今でもずいぶん狂っている。 いい映画、なん…

ずっとずっと見たかった、カサヴェテス二作。早稲田松竹。金玉が、という詩句を思い出しながら。

このいかにもなすき家らしさ

memo hayami gyoshu ten space ball nantoka(marui planetaruim) iwanami hall

for example this famous tune is relying on melody too much. his early stage. http://www.youtube.com/watch?v=qxeGu-RKC-Q on the other hand, in op31 he suddenly quit to sing long melody but START TO REPEAT short fragments and make surge, wav…

http://www.youtube.com/watch?v=2YPH7hNON3U いったい何が、ほんとうに、すくりゃにあったのか?なぜこんな光を、ショパンとリストとワーグナーから生み出して、ぬけたのか?Op31から突然。そして33.

スクリャービンがジャズ(のある一派)を開始した、という説を、やはりいう人もいてもいいだろうし、その一派というものがあるなら、わたしはそれに連なりたい。 どうだろう。どれが一番いい演奏だろう。 1:24〜 http://www.youtube.com/watch?v=usSvcBi…

memo http://meloman.ru/concert/pamyati-vladimira-krajneva-musica-viva-aleksandr-rudin-dinara-klinton-hisako-kavamura-ilya-rashkovskij/#webcast 57:40 河村さん。

感傷つづく。 幼い時流れていた川は 君の家の前 笹舟は未来へと 競争していったよね 君は成人になって いま君の目に映る川は 悲しみを乗せて水車を回し ゆっくり過去へと流れていくね

ずっと鬱屈していました。 過去を清算するのにずいぶんの力が必要でした。 たとえば形見の品を捨てる、身を切るような痛み。 太陽はまぶしすぎて辛かった。 それでも未来は手加減せずにやってきて、 いまはとにかくそれに立ち向かうのに必死になろうと 思い…

黙っている自転車の二人 登って行く路面電車 蜘蛛の巣の張った蓄音機 から流れてくる遠い歌声 闇の中の雪 坂の多い街 猫を抱く君 海 朝礼を聞きながら眼鏡を拭くと 蚊に似た昆虫に刺されることが多くなった ここはみんなとても優しく ご飯は少ないけれどカロ…

芸術、みたいなもの、が、衝動で生まれるのか、苦しみとともに出るのか、心地よさからくるのか。笑っている、ということの、時のわすれ。擬音語と擬態語でかいていたい。掛け流していたい。

すくりゃの中期、とぼくが思っていたものが、1903-1907の数年と知って、度肝を抜かれているところ。

パシフィック・リム

わたしがみるべき映画ではなかったな(なんというか、ターゲットとされてない)、ということで、批評ではなく備忘。したがってネタバレやなひとよまないで。 これをいうとハリウッドほぼすべてなんだが、たけみっさんの受け売りなのだが、ドルビーサウンドで盛…

しながわ

そんなこといわれても

羽田。国際線の、展望デッキ。ぼんやりと過去に書いたものを読んでいる。 出発ゲートで恋人と別れたあと、僕は一人で五階へ上り、特上ロースかつ定食1100円を食べた。この前は一緒に食べたが今度は一人だ。食べ終わるとそろそろ飛行機が飛ぶ時間だった。展望…

すくりゃ、法悦じゃありませんでした、神聖でした。好きな曲。題名、ラノベみたいだな。すくりゃ、極東のエロゲやらラノベやらの語感を百年先取りしてた説。

Capeとしずめるに書いたありとあらゆることを、半睡眠のなかでかき混ぜて、三百ページぐらいの本にしてから死にたいな、と、東池の地下鉄へ落ちて行く夢を久しぶりにみながら

風立ちぬのことを、ぐるぐる考えてしまうのは、わたしが、堀や立原に対して、肺病やみ型の男性のあり方というのが、当時ギリギリの男性制度へのきわっきわであったにちがいないとおもうからです。堀は戦時中にサナトリウム文学をかくという、中性的抵抗とで…

にっけー。 「まだ赤ちゃんです」 半泣き。うれしい。

スクリャービンの一番良い時期の曲はなぜかあまり弾かれない。コルンゴルトと似ている。スタイルがかわるきわのところが、いちばん美しいのに、きわっきわなのだから、あまり手が出されない。スタイルがあるようでないからなのか。スクリャービンのエチュー…

見えないところから見えないところへ、心という不定形のものが、網目の向こうに網目状に絡んでいて、恐ろしい形、美しい形、くるくると。 近江八幡、ということばをつぶやき、竹富島の星空のしたで、その土地のことを話しあったひとは、やはり不定形に、海へ…