circustic sarcas

Diary of K. Watanabe

2006-07-01から1ヶ月間の記事一覧

メタリカ、めっちゃ理科系

北京近辺にペンギン(10回言う) (氷河期)

このあめになんのいみがあるかしら なんてふかいよる なんてふかいもり

ぶちゃ台

わたしは耳が聞こえない。夫は音楽家だった。わたしは音楽とは何かをわたしなりに理解しようとしたし、夫は耳の聞こえないわたしを恥ずかしがらずに音楽家の友人に紹介して回った。わたしの声は音楽家の耳には甲高いおかしな声に聞こえるだろうに、そういっ…

高校時代に彼が一生懸命つけている日記を読んだことがある。彼はいつもと置き場が違うのでわたしをすぐに疑い、2日ほどわたしと口をきかなかった。そこには性と死について延々と書かれていた。生きる意味が性だとすると自分には死しかない、とそこにはあっ…

わたしが読んでいた佐藤愛子や遠藤周作を彼が読み始めたのは中学時代のことだった。なかでも佐藤愛子が死について書き綴った本と、遠藤周作が性について書き綴った本を何度も読み返していた。中学1年で夜尿症を京大病院に通って治した(何の薬も与えられず…

性格の暗い長男と三男が着実に巣立っていく中で、いちばん明るく生き生きしていたニ男がどうして今鬱病になってしまったのかと思うことがあった。ニ男がいちばんわたしににている。まわりのために明るく振舞おうと努力している。三人いて、いつもいちばん気…

1/5 それからわたしは寝た。息子が横たわって死んでいる夢を見た。すぐに目覚めて一階へ降りてみると、息子はこたつの部屋で倒れていた。午前5時だった。肩を触ると冷たかった。死んだのかと思った。パソコンが二台動いていた。CDがばら撒かれていた。ガス…

ディアナ・ダービン主演「オーケストラの少女」(1937・米)アマゾンで買う。見る。やばすぎ。1937年映画と思えない。今の映画よりずっとずっとずっとずっと面白い。いいよこれは。見てほしい人がいるので押し売りみたいに貸しに行こうと思う。とに…

カラスの十代 と書きながら、ダジャレに終わらない詩情を僕は感じてしまったのだが、どうやら「ハラスのいた日々」との連想がハレーションのように起こっただけのようだ。ちなみに読んですらいませんが、題名はいいなあと思っていたのでした。たぶん悲しげな…

襟夫総集編1

*** これだけはどうしても言っておきたい *** メキシカンに既視感 *** 次の方程式を解け *** (1)メルロ=ポンティ (2)ジャン=ポール・サルトル#(2)は掛け算だからちょっと難易度が高いぞ! *** 頼むから静かにしてくれ *** ヴァ…

襟夫総集編2

[753] [2005 12/31 22:15] *** こんな年賀状は嫌だ ***ハッピーニュー嫌 - [704] [2005 12/24 12:11] *** こんなサンタは嫌だ ***サンタさん、サタンさ#回文 - [562] [2005 12/04 21:49] *** ウチにサンタが来ない理由 ***領空権問題 - [5…

*** こんな年賀状はいやだ ***情念画

1/3 神からの啓示。今日昼、次の啓示が来た。Kさんに電話すること。「女神」の次に僕はNと付き合い、彼女を愛しながら同時に女神を愛するという状態になって苦しんでいた。それもNと別れる多数の理由の中のひとつになったのだろうけれど、Nと別れたとたんに…

1/2 僕は僕を・deconstruction・ではなくて・decomposition・するべきなのだろう。新年会で、初恋の人に久方ぶりに会って、初めて9年前の話をきちんとした。15だった彼女は24になって、でも彼女はなんともいえないかわいらしさが相変わらずあって、いま…

新年会ネタ(駄作ばかり)

カイワレかい、ワレ! 白菜、ハッ!くさい ニラを睨む 卵エグい キムチなべでキムチいい(→キムチプレイ→ひりひり(シモネタに走る)) 監獄で韓国料理 タテ海苔、ヨコ海苔(海苔を回転させながら) ツナ挽き 紫蘇をめぐりシーソーゲーム マグロ、まあ!グロ…

フランソワ・鳥フォー!

新年と言うことで、沈める寺を浮上させることにしました。とりあえずいままでの絶対位置を相対位置に変えてみました。つねに画面の中心に存在するはず!でも、おかしなことになってたら教えてください。ちなみにgeocities使っている人にこっそり教える裏技。…

新年は駅にて迎える。いつもの年越し青春18切符移動。二宮駅で一人で小田原行きの東海道線を待ちながら、寒さに震えて。20分ぐらい無人の駅のベンチで、ぼーっとしていた。ひとりだった。電車が来て、小田原について、ムーンライトながら号の自由席(小…

ハッピーニュー嫌

社会不適合者の赤いステーキ豪奢

再録

悪い人に追われ我ながら白痴口を開けば糸が肺から絡まりをほどいてくり出されてくるようなうなりにも似た苦しみが磨かれないまま床を這い、入らないようにドアを閉める人がいて射てしまう舞う人は床に倒れ俺は焦りながら逃げようとうとうとしはじめ地面は糸…

再録

あれれれれ、ぼくは肩が凝ってたいへんくるしい。切ない気持ちさ。くるしくってお風呂にさかさまで入れば、向こうの世界へようこそ。なわけなくって腋毛に水玉が繁殖してむずがゆいんだ。なんかこう、いってはいけないところにいってしまいそうだよ。ああ、…

再録

「君は肩たたきの詩人だ」

ハッ (というこのスタンス)、目覚め 海底は動いているいつもいつまでも胎児たち蠢くものドッペルわたしは興味がない わたしはベッドに入ることにする わたしはまたベッドに入ることにする わたしのいなくなったせかいで 海底は動いているいつもいつまでも…

光の胎児たちが闇に浮いて わたしはみとれている 光の胎児たちが闇に浮いて わたしはみとれている 胎児たちは胎動し孵化する なにものになるのか わたしはみとれている 胎児たちは破裂を始める 胎児たちは破裂を始める うつくしい スローモーションで うつく…

ひとりではうたえない歌があり 僕のドッペルゲンガーが現れる 共に歌う カノンやフーガ 僕らは互いの瞳を見つめる ぼくらはたがいのひとみをみつめる BOKURAHATAGAINOHIOMIWO MIMIMIMIMIMIMIIMIMIMIMI つ ひと…

夜はやさし テンダー・イズ・ザ・ナイト 夢の描く放物線 目覚めとともに消えるものとしての 海面にて蠢くもの 海中にて蠢くもの そして 海底にて蠢くもの の 蠢き の 舞踏会 が お開きになり 目ざめる まどろむ まどろ まど 夜 消える

不安 謎の発見 戸惑いながら 女は黒い海綿を口へとあてる 窓が開かれる もうひとつ 窓が