circustic sarcas

Diary of K. Watanabe

2015-05-01から1ヶ月間の記事一覧

わたしはあの世へことばをとばす えいえんにいきつづけるために

なるべく透明に、遠めにいて下さい。 やすみ。 同じことばかり、同じような違うような言葉で。濡れた朝の街、濡れた君の背中、誰からも見えない、僕たちからは見える場所で。高い。どこへ行こうか、どこでもないこのままとても遠くへ登っていけたら。斜めに…

夢見るように殺してくれ やぎんさんの詩の一句をふと思い出して。 殺してくれ、と、夢見るように、の遠い差異。が曖昧と、渾然とする。こと。

平和という概念を愛するということは、今の世の中では、たいへん左翼的で、頭が悪く、ブルジョワ的所作であるのかもしれない(ジョンレノンのイマジンを嫌悪する人たちがいる、という番組をcnnかbbcか何かで見た、あれ(イマジン)は想像力のないかねもちの戯言…

自分が、綺麗と汚いに分裂して、美しさに焦がれる側面のなかでひとに寄り添い、その途端に汚さを噴出する、ということがよく、ある。 ひとが、私のために流してくれた、美しい方の涙のことを覚えていたい、そしてそれを裏切らない人間になりたい。 この曲芸…

絶望の代償に、私は絶望してない人たちに対する何らかの位置に私を置いていた。死しかない、狭められて、永遠の回路を回り続ける地獄の思考の中で、私はそれでも、こうすれば絶望がないのだろうか、という試行的な想像に瞬時至り、すぐに思った。絶望しない…

悲しみが消費されて行く。私の届かない尊いものがあると信じなくては生きることができない。われわれはどこからきたのか、と問うた画家は、自分が描いているものは何か知っていたのだろうか。それが風であることを知った作曲家は、それが風であることを知っ…

悲しみの別の名前だ。

たけみつさんの小さな空のアルトパートを歌った小さな頃に、自分のパートから発せられる甘い響きのことを愛して、同じようなないせいの甘さが、このよんきょくめのないせいに聞く。わたしがたけみつさんの歌が好きなのは、ないせいのならす夢なのだ。それに…

ラヴェルがクラランに来ている時、私は『日本の抒情詩』を弾いて聞かせた。 彼は繊細で手の込んだ楽器の響きに魅了され、精妙な技巧に興味を持った。 彼は直ちに夢中になり、同じような作品を書こうと決心した。 まもなく彼は、マラルメの詩によるすばらしい…

空爆の豪雨 http://youtu.be/Zwji3k0v_AM (雨降るように) しかし彼がやっているのは叩きつけることでなく、おそらく、跳ね返ること(拾い上げること)比較動画 http://youtu.be/L9XhrSmqCPI らんらん。もっと速いし、もっと演じているのに、そころふの恐ろしさ…