circustic sarcas

Diary of K. Watanabe

2012-04-01から1ヶ月間の記事一覧

http://www.youtube.com/watch?v=2xME1y9N5vU この曲の和声の美しさ、白い鍵盤でひかれる♭のこと。と、後半どんどん世界が美しくなっていく、♭が剥がれていき、BまではがされてHになり、Fisが現れる、という、奥まったものがはがれていくひかりの感覚

恋人の本棚にマルクスが置いてあってちょっとどきどきする

一日は始まるものではなく始めるものだと気付く正午のベッド ふらふらと河辺歩けば目の前を飛び込む己のドッペルゲンガー 衣食住足りてる親も生きている わたししあわせたぶんしあわせ 自己嫌悪って25回ぐらい言って頭抱えて布団にもぐる どうすればよいか…

階段のうに、階段の段の段のようにうにうに、階段のように。リトルネロ 。トルトルトルトルトルトルネロネロネcネロネロネロネロネロ印象は瞬時にににげにげげゆく。わかっているに、階段?わかっているに、階段? さかえええている?もえてな。

詩はやって来ない。そんなにすぐには。 昔書いた、ルドンとたけみつとスクリャとソクーロフを並べてその輪郭の曖昧さと、(繰り返しと、)輪郭を失った側の色の美しさについての思考は、なかなかよかったんではないか、とおもいはじめている。 スクリャをでん…

もしもし 聞こえますか。あなたが熱を出して寝ている間にみている夢のことを考えてました。朝七時 バスで長く揺られたあと 森につき ひとはほとんどいない。使われていないサッカー場 使われていないテニスコートを抜けてあなたの宿舎へ行ったことを思い出し…

ぼんやりと なにげなく どこにいくんだろうと思ったり

説教されるのがなんでこんなにきらいなのか、それはたぶんまだ全能感と見下しがきえないから、なんだろう

もう一つ。色がついているが、それは黒から出た色彩だということ。

ルドンの美しさの唯一性は、武満が飛行機で足止めされた偶然により入った美術館で、受け止められたインスピレーションそのままに、一言で、目が閉じられていることだ。アリの目は、開いているが閉じている。裸婦がおんなでないように、仏陀もルドンにおいて…

網の目に吸い込まれていくこれは哀しみ - 時が止まり息が止まる - 深く息をすること。ただ深く息をすること。 reve... reve... reve,,, reve,,, reve...

ちょwww http://mimizun.com/log/2ch/news4vip/1193511326/

ルドンはやはりどうしようもなく美しい 二郎がラーメンではなく二郎という食べ物なのだ、という警句は、オリジナルであることがカテゴリーを超えてカテゴリーを作ることを一般的に言い当てている。

地に足が着いたらどんな気持ちだろう掘り当てたならどんな気持ちだろう

生きるということがとてつもなく大きい罰に思える日もあるよねえ

ロメール/三重スパイ

ゆっくり味わうロメール的退屈。主演の女優、どれかの作品で見た、美しい年の重ね方。アマンダ・ラングレはあの話し方のままゆったりした体格のおばさんになっていて超がっかり。夏物語まではまだよかったのに!

大丈夫だと言うように大丈夫だと言うように深く息する

なるな なるな なるな!ほかの人になるのではなくあなたであること付け髭はいらない、立派なひげのひとを連れてこればいいとたるこふすいが言った。僕もそう思います! 演じるな脱げばいい

ずっとまえ、笹井さんがなくなったとき、映画館で、いつのさんが彼の短歌を沢山読んだ、そして彼がとても愛されたひとだったんだなあ、と、そればかり思った。 この森で軍手を売って暮らしたい まちがえて図書館を建てたい となりでなおさんが、図書館!と驚…

生きにくい。 あまりに辛い。 のぐちせんせいのことを、久しぶりに思いだす、よのなか賛否両論を巻き起こしているひとだけど、わたしも影響をよくもわるくも受けつつ、でもあの授業のエキサイティングさ、英語であえて(ものすごくうまいわけではないが、もの…

六本木図書館で勉強していると、シェヘラザード流れてきて、そうじゃない、指揮者そうじゃない、俺にやらせろ、と思って、こうありたい、あるべきだという表現意欲ばかり溢れ出てきて、これをどうすればいいのか分からない。この指揮への表現意欲が、現代の…

ぼくはどうにも、たけみつが言ったか言わないかの、オーケストラとかダサい、という感覚が好きで、みんな同じ旋律ひいて、という弦の感じのグロテスクな感じには同感で、じゃ、ひとりひとりがどう輝くか、となると、やはりたけみつとおなじように、ジャズな…

ふやまち六角のオイルでjちゃんと話す。三時間。仕事をすることのほかに、やはり、いまを生きること、現在進行形のものに携わる感覚、でも、それは一人では難しい、日本では難しいという、感覚

倫理はまず私の中にある。次に社会の中に。まずは私の中の倫理に対して正しく生きること。私の中で矛盾しているのにどうして外の倫理に合っていると自信を持てるのだろう。正しく生きること。自分の中で自分が不潔である状況を、はやく、はやく脱すること。

蹴上カムバック

夜行バス。philosophia県。

Dcpのライブ以降、simi lab のアンコモンの歌詞が頭から離れず、みんなでぴょんぴょんしながら叫んだ、フツッテナニッ、ジョシキッテナニッンナモガソリブカケヒツケッチマエー、のリズム構造のことばかり考えていた。日本語をそのように、たとえばサンコン…

「美しい、とはむずかしいことですね。 「助けてと呼べば助けに来てくれる 「胎内で聴いていた鼓動を思い出すころに、母がいないということは、どれだけ悲しいことなのか、想像できません 「言葉にならず、行動にも繋がらない気持ちを、表現できることは、健…

心のドアを叩き続けている音がする。とん、とん、とん、とん、とん、とん、とん、とん、とん、 とん、とん、とん、音の上に長い息。いまにも消えそうに。大きな爆弾が落ちて、人びとがみんな死んだあとに、壊れのこった時計が静かに回っている。廃墟の中で動…