circustic sarcas

Diary of K. Watanabe

2017-01-01から1年間の記事一覧

わたしはとても疲弊していて、

フォーレのレクイエム、アニュス・デイにおける、et lux perpetuaにおける魂の絶叫について

闇のグラデーション… わたしはもう内に生きる…

あなたの殺意 あなたの怒り

僕は怒りに乗ってシーソー遊びしていた すると鮭の死骸がふわふわ降ってきて すぐにあたり一面鮭だらけになった

夢にまでみた詩集が復刊されていた

いつでも 花を 花を 花を けっして 枯れない花を と彼は僕の中で歌っている。 三つ目が花を、じゃないことを知っている。 けれども。

夢に病んで心は闇を駆け巡る

寝ている間に、右肩に冷たい液体を投げかけられて起きた。横で寝ている人は目を覚まさない。液体は左下へと浸透していきながら、肌を激しく焼いた。塩酸だ、と思う。シャワーへ飛び込んで身体を流す。なぜ、そして誰が、私に塩酸を掛けたのか分からない。な…

ずっと建物がどうだとか、空気がどうだとか、自分はどう思ったとか、女の子はいいなあ、とかそれがずっと続いて、やっと他の人物が現れるんだけど、全然書けてないわけ。結局あなたは人間に興味ないんだなーって思ったね。自分はどう感じた、この感性を伝え…

すべてのものに死の影があり、だからといってうつくしいのではないのです。

大学一年のころの五月や六月が心の中で繰り返されるような気がしています。この季節になると。もし若者に話す機会が…彼彼女らがこれを読んだとすれば…そのころの時期に良いものを見ておくように言うと思います。あるいは良い人に会うように。あるいは何かに…

遮られた愛の歌とともに

他の人の記憶は、その人が死ぬとともに消えるのだけれど、その記憶を聞かされた私は、その記憶の美しさだけ覚えていて、その内容を正確に再現することが出来ない。

精神のバランスを取ることはいつもとても難しい

本当は分かってる 二度と戻らない美しい日にいると そして心はしずかに離れてゆくと 小沢さん

いきること いきないこと そのはざまをいきる

この世でより長く生きるために、代償として彼と彼女は死んだのかもしれなかった。ぼくにはこの世に長く残せるものなど作れないと知って、死なないことにしたのかもしれなかった。

どうしてだろう、太陽が空にない あらしの日 あなたとわたしが一緒にいないから あめがずっと ふりつづけるの (ストーミー・ウェザー)

曖昧な霧をみずから発生させて どこへ行くべきかみずから戸惑うもの

どこからどこ、どこからどこへ行こうとするのか、私の中からフローするもの、あるいはフロートし、あるいは浮浪し

たくさんの波浪警報 揺れ始めるベッド 認識

こんにちは…こんにちは…わたしのこえが聞こえますか…ここは…ここは…波が立つ、崖へ向けて、その上から見下ろす、水飛沫がわたしを超える。こんにちは…こんにちは…わたしのこえが…こえが…こえが…こえが…

光からまた暗闇へ。人に嫌われる勇気を持ちたい。自分の権利も義務も言えるようになりたい。自分の弱さを認識していたい。清貧でありたいし、何が大切なのか忘れないでいたい。わたしは所詮自己承認浴の強い俗物である。そこに付け入るのはたやすい。

朝、白い靄のかかった湖の周りを歩きながら、私の作りえた日本語の組み合わせの一つでもあっただろうか、と考えた。周りでは中国語しか聞こえず、日本語の私の思考は(もし人の思考が吹き出しで見えるとすれば)孤独だったし、そういう時にしか考えられない内…

なぜここは息苦しくないのだろう、と彼女は言った。

せかいからはみだしていくわたしたち

力。君からの。

息。いき、か、えり、 を、立てて、歩く かぜが しずかにふいて だけど ぼくのいく べき、べき、みち、みちを しめ しては くれず うえ むいて あるけば ほしも でて いない

胃液を吐いて起きた。 言葉にならない、言葉にできないところで繋がった人を、言葉で傷つけて失うことは悲しい。でもそれが言葉ではなく、もっと汚い場所からきたものを投げつけて人から離れられてきたことを、もう少し考える必要があるだろう。性慾からか、…