circustic sarcas

Diary of K. Watanabe

2017-02-01から1ヶ月間の記事一覧

朝、白い靄のかかった湖の周りを歩きながら、私の作りえた日本語の組み合わせの一つでもあっただろうか、と考えた。周りでは中国語しか聞こえず、日本語の私の思考は(もし人の思考が吹き出しで見えるとすれば)孤独だったし、そういう時にしか考えられない内…

なぜここは息苦しくないのだろう、と彼女は言った。

せかいからはみだしていくわたしたち

力。君からの。

息。いき、か、えり、 を、立てて、歩く かぜが しずかにふいて だけど ぼくのいく べき、べき、みち、みちを しめ しては くれず うえ むいて あるけば ほしも でて いない

胃液を吐いて起きた。 言葉にならない、言葉にできないところで繋がった人を、言葉で傷つけて失うことは悲しい。でもそれが言葉ではなく、もっと汚い場所からきたものを投げつけて人から離れられてきたことを、もう少し考える必要があるだろう。性慾からか、…