circustic sarcas

Diary of K. Watanabe

2006-01-01から1年間の記事一覧

…何もかけやしない… 中上が詩人を馬鹿にしていたあいつらはあれだけの分量しか文章がかけないけれど俺は同じテンションをずっと続けてこれだけの分量のものを書けるのだとそんなことを言っていた気がする 僕は詩のようなものを書き続けてきたが僕という人間…

やっぱだめだった

「遅刻したら学校に行きたくなくなった。」 「どうしてそんなにゼロイチなんだい?0.5が泥沼に生きる方向だぜ?」 「泥沼やだ。アメリカ横断クイズのトマト合戦クイズってのがあったね」 「あったね」 「あれ、痛そうだったね。そもそもトマトを無駄にするな…

あぼーん そうなのですよ。キーワード、なんだかいやなんです。

浮遊文書

髪の毛を重ねて縫う, 焼かれる. 胃に穴が開いていく. 山手線がその中をすり抜けて行く. 総武線がその上を通り越していく. 隣を見ると さっきまでいた恋人は消えた. もうこの世界から. ときとひかりがあればいい. 僕のあと50年に, それだけ. それさ…

打つ文書

自分が、大切な人にとって大切な人でなくなったとき、人はどうすればいいのだろう。 僕は問い続けている。 (エリ・エリ・レマ・サバクタニ?)(迷羊、迷羊) 死にたい、、、死にたい、、、 苦しい 苦しい 苦しい 苦しい 苦しい 苦しい 苦しい 苦しいくるし…

3月中旬が一年の中で一番好きです。 桜がこわい。きみはそう言った。春の夕暮れ。 汽車が(ターン、ターン)と走る。その中で過ぎ去っていく。 すべてのものが。そして、わたしたちが。 わたしときみとのあいだが。 桜がこわい。僕もそう言う。 桜はいつか…

「世界は矛盾に満ち溢れているよね。面倒だね。寝てしまおう。」 「おーい、ちょっとまて、矛盾に満ち溢れてるけどその中を生き延びるのが人生じゃないのかい。まあもう10時間は寝たんだから、まあ起きて矛盾の中から適当に一枚のカードを抜いてみようぜ。…

君が眠れない夜には、僕は羊の服と木の柵を持って、 君の部屋へ行こう。何度でも柵を飛び越えてみせるよ。

ムンクの画集のあとがきに、ムンクが女性恐怖症であった、というようなことが書いてあるのを読んだような記憶がある。僕は中学二年生だった。魔の中二時代である。僕にとっての。たぶん人生で最悪の。ムンクは言った「女は巨大なくるみ割り器だ」すごいとお…

浮遊文書

晴れた日は眼鏡を外して 朝、目を覚ましても起きられないベッドで、「抱きしめてほしい、抱きしめてほしい」と強く思う。 映画を一本見る。 途中でやめる。 起き上がってワルター/マーラー9番をかける。 愛。愛に満ちた。愛に満ち溢れた。愛に満ち溢れた響…

美しい人 四. 美しい人.アドア-レスト、ディア-レスト.ハロー?わたしの部屋で.ハロー? わたしの道で.ハロー?わたしのお風呂で.ハロー?わたしの電車で.ハロー? わたしのいない、どこかで、散逸して.ハロー?あなた、首を傾げて、アンニュ イにメ…

美しい人 一. 美しい人. あなたは話します. 私は聴きます. 美しい人. あなたは歩きま す. 私は歩きます. あなたは話します. 私は聴きます. 美しい人. 二. 美しい人. 私はあなたに郵送しました. あなたは私に返送しました. 私は読 みます. あ…

エネルギーの流れている場所に自分を置かなくちゃ 自分でエネルギーの鉱脈をあてなくちゃ ところでセックスしたい したいなあ セックス自体ではなくて なんというか、ひとと密着したい、耳元で冗談とかいいたい そしたらウェブなんかにこんなこと書いてない…

うごけうごけうごけうごけうごけうごけうごけ ねたむなねたむなねたむなねたむなねたむな おのれをしれおのれをしれおのれをしれおのれをしれ おちつけそしてふつうになれおちつけそしてふつうになれ おかしいことはわかっているはずだおかしいことはわかっ…

死よりも遠くへ

つまりはこういうことなんだ、セックス自体に意味はない、その運動自体に意味はないし、君が一生懸命調べてみた体位なんてものも、結局意味なんかなかったんだ。それ自体には。それより本質的なところは、驚いたことに君が求めていたものとそんなに矛盾する…

クセナキス、という名の作曲家がいて(曲聞いたことないんだけど)、いい名前だなあと思う。ギリシア人の、いかにも X が入っていそうな名前が好きだ。 X。 X。 巨大なキス。 駅から大学まで歩いていると、交差点の、電柱の後ろのすこし隠れた所で恋人たちが…

君が羽を伸ばすとところどころちぎれていたので 僕はもう君とは別れることにしていたけれど 針と糸と白い布 を を糸 白 い 羽きみの翼を買ってきて縫って治した最後の夜だよ 最後の夜だよ 夜 君の白い翼 君が羽を伸ばす 伸ばす 伸ばす

ひさしぶりに僕自身の部屋に戻ってみると 意外と綺麗でびっくりした 整理してから出て行ったのだ 机の前に座って窓から遠くを見ていた じっとしていた それから自慰をした 2週間ぐらいしていなかったので ベッドの中に転がっていると この部屋が僕自身なの…

ひとはどこからきて どこへ消えるのか 大切なノートは 必ずどこかへ消える + 日の昇る六時前七階のベランダ僕の六本木になる 幸せな世界の終わりの星間物質の爆発を夢見ながらスキップして手を広げる ここから落ちればトリプルアクセルできるから ここは僕の…

時間のない世界へ 時間のない世界へ

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もしもし?もしもし!もしもし!もしもし、もしもし…もしもし?もしもし?もしもし、もしもし!もしもし!もしもし!もしもし!

浮遊文書

はじめにあるのはくらやみだった すべてうしなったきみのなみだが こおってゆきになってくらやみに ふりつもっていってもじができた わたしはきみのそのしをみていた しのよはくにうまるきみの うしなったもののおおきさを おしはかることすらできずに ただ…

浮遊文書

白い部屋で片側に窓がある。 窓には白いカーテンがかかっていて風が静かに踊っている。 きみはピンク色の透明な服をきて床に三角ずわりしている。 きらきらした音楽が流れている。 きみはずっとうごかずにきいている。 きみの透明な服がしずかに揺れている。…

浮遊文書

水がぽたぽたと落ちていく。 水がぽたぽたと落ちていく。 水がぽたぽたと落ちていく。

浮遊文書

MANY DROPS朝の夕暮れ。 肩越しに流れる川向こうに走る僕の朝だ。 引っかかった チョコレートが 痒くて仕方ない 朝 だめだ、 きみは 絶望的に 美しいよ。 殺すんなら早く殺してよ、 きみのポケットに 降ってくる many drops drop_a: これだって絶望的に美し…

お風呂は掃除中で入れず せめて顔だけ洗って 抗鬱剤飲んで 濃度が上がるまでの30分だけ寝ようと思ってしまい 寝始めると起きれば12時半 死にたい 死にたい 死にたい 死にたい 死にたい 死にち

鬱文書

鬱病者の朝は大体こんな感じ 不眠症で夜何度か起きる 何度目かにおきて、まだ日が昇ったところだろうと思うと10時 唖然 日が登りきる前にお風呂に入ろうと思ったのに台無し 夜はできるだけきちんとした時間に寝たい(せめて12時)ので 夜は風呂に入る時…