circustic sarcas

Diary of K. Watanabe

ぼくはどうにも、たけみつが言ったか言わないかの、オーケストラとかダサい、という感覚が好きで、みんな同じ旋律ひいて、という弦の感じのグロテスクな感じには同感で、じゃ、ひとりひとりがどう輝くか、となると、やはりたけみつとおなじように、ジャズなの?やっぱりそうなの?となるけど、


もっと、たけみつ本人が弾いたピアノのことを、考える、それは、大友、青山、大谷会談でたぶん青山さんがいっていた、彼のピアノを聴きたかった、映画に使いたかったという感想とまったく同じで。わたしが、菊地さんの下手なときの歌や、下手なときのオルガンがとてもすきなのは、下手なあり方でないと、ほんとうはどうありたいかが見えないということがあるのではないか。下手や入門編を晒すという手法を、
あえて用いていくというその一点だけでも、菊地さんと大谷さんは冒険家だとおもうし、尊敬できる。

小野さんが、無印四コマについて語っているここは、ほんとうに泣けるhttp://m.theinterviews.jp/onoholiday/1997977
いわく、
「つまり、本気で実現しようとする気持ちがあれば、実際に
それが自分の想定どおりに行っているかどうかは重要でない。
むしろ、想定どおりに行くことを重視しすぎて小さくまとまる
ほうが恐れるべきことなのかもしれません。」