circustic sarcas

Diary of K. Watanabe

再録


悪い人に追われ我ながら白痴
口を開けば糸が肺から絡まりをほどいてくり出されてくるようなうなりにも似た苦しみが
磨かれないまま床を這い、入らないようにドアを閉める人がいて射てしまう
舞う人は床に倒れ俺は焦りながら逃げようとうとうとしはじめ地面は糸で覆われ我々は巻き込まれたまま、
ままならぬものとおもう