circustic sarcas

Diary of K. Watanabe

2008-01-01から1年間の記事一覧

虹色の雨が降る わたしはその中で踊る わたしの色は透明 虹色の雨が踊る わたしのまわりで 目の前の曇り空の下に死んだわたしが生きている 死んで 霧の向こうに虹色の雨が降っている わたしは閉じた傘を振って虹色の雨に濡れている 生きているわたしが死んで…

何のために生まれてきたかについて考えてきた 地球のため かわいそうな人のため 子供のため 戦争のため そんなもののために生まれてきてたまるか それは恩返しだ

金属は湿っている 雨は歌っている 窓辺にはカーテンが 幾百万の色調とともに 輝いている 絵の中の小人が歩き出す 時計は止まっている 目を閉じている人がいる ある夜のことを思い出している 雨色の時 雨傘の下幾百万の色調は傘の色 回っているたくさんの傘 …

わるい文章2編 と いい文章のお歌 休息は雨の音に遮られ 散逸する夢の後クロッシング 吐息を思い出す、君の 一音の叫びを 反芻を 反芻して 高まっていく私 欠片/反シャ 青 青 青 青 青 青 青 青 青 青 青 青 青 青 青 青 青 青 青 青 青 青 青 青 青 青 青 …

わたしにはわたしのことばが わたしにはわたしのことばがあるのだろうか。 わたしの、わたしのことばが。 わたし、わたし、わたし。 わたしがいきていて、 わたしがしんで、 でもわたしのことばがわたしのことばだったら、 それはわたしのことばとしてのこり…

過去の詩を。なんとなく今、ここにひろいあげたくなったので。 + 「南」 海辺の夜、わたしたちは畳の部屋で本を読んでいた。父と母はど こかへ出かけていた。わたしは「太閤記」を読んでいた。母の子 供時代の古い本。兄と弟が何を読んでいたかは覚えていな…

trois morceaux 「きょう」 きょう なにもしなかった あしたも なにもしないだろう + 「よなか」 おなかがへってめざめる れいとうこのあいすくりーむ たべたらおなかがひえるな とおもってあきらめてばななにした ついでにおふろにはいった + 「ココア」 コ…

ねむれずにみつめるえきしょうのかげ あさはやく おきてしまった ねられなくなってしまった なにかへのurge あたまのなかがかきみだされるような + どこへいくのだい、と言った

鬱病に抗鬱剤は効くのかな睡眠薬も効かなくなって ゴールデントライアングルけしの花らりらりらりらりらりらりらりら 行為を遡行し遡行し遡行し遡行し遡行し起点を見いだす 一度きりの叫びを反芻して反芻して反芻して一人で高まっていく

嫉妬と羨望と惚れっぽさが同居しているのをなんとかせんとあかんと思う。 ちゃんとはやね早起きをせなあかんなあと思う。 夜にPCを開くのは危ないのでやめようと思う。 朝は鬱病とプロレスをしているみたいだ。ベッドへ行こうとする鬱病と、外へ出かけようと…

不安、とにかく不安 再就職するのも怖い、このまま深い世界へ入っていこうとして入っていけないまま寝続けているのも怖い、深い世界へ本気で入っていくのは本当に怖い、どこに行っても怖い 再就職すると、やればよかったのにという後悔が残りそうだし、寝て…

静かな気持ちになりたくて、人の言葉を読んでいます。 静かな気持ちになれる言葉がほしいです。 ssssssssssssssssssssssssssssssssssssssssssssssssssssssssssssssssssssssssss…

頭の中がごちゃごちゃする。夜なのに、わけのわからない思考の塊がとまらなくて、ベッドで寝ていても、頭が動き続けている、かちゃかちゃといっている。 芯が見つからない。 漠たる不安。常駐抑圧。 解放されたいです。それが死にたいという気持ちの根源なの…

対欝ノート(「論理哲学論考」を読んで) 二ヶ月という短期間で私は会社/社会を脱落した。三年はやってみなければならないと思ったのだが合わないものは2ヶ月でわかるということだろうか。単に鬱病だっただけだということだろうか。前者を採る。仮に。 と…

問題は睡眠薬を飲んでも眠れないこと。頭の中がざわざわして、落ち着くべき呪文を持たない。明日は鬱の日になりそうだ、という予感だけが、心に覆いをかけてしまう。 何が原因なのか単純には分からない、というのが鬱病の一つの要素であるのだけれど、その原…

あこがれという名前の何かに押し潰されそうになっています。あこがれというものは、わたしが持っていないものを持っている人への好意であり悪意であるのでしょう。それがどうしてこんなにも蜜のような中毒性をもって私に粘りつくのでありましょう。わたしは…

寝る前の寂しさが堪えられません。

「しずかに!しずかに…」ろうじんの声がずっと聞こえていました。 ぼくは天井を見上げて見上げて見上げていました。 なんでやろか、なんで彼はこんなに時間をかけて 絵を買いたんやろか。彼は充実してたんかなあ、 青空も見んと、ずっと天井に張り付いて、孤…

春、あなたは出かけようとする どこともしらない土地へ 夢見がちなあしどりで 窓辺から見送る人は アップルティーを啜り 笑う 暗くなってきた 野原に 霧が降りる

久しぶりにスクリャービンのプレリュードop31-1を聞いていると、どうもこの世のものとは思われなくて、ひとつひとつの転調や転がって行く旋律が、どうもこの世のものとは思われなくて、これはいったいどうしたものだろう、と呟かずには居られないのです。

Julian Bream(ギタリスト)のDVD,"My Life in Music"を見ていて、 最後に出た文字に思わず涙が出そうになった。 "Passion and the desire to communicate... that's the key" -Julian Bream, May 2003 それなんだよなあ。原点はいつも。

自分の駄目さが悲しくなってまいりました。うらやましいという言葉ばかりが頭を巡ります。まぶしい人を見るとうらやみます。私はただのなにもできない暗い人間だ暗い人間だなにもできないただの私ぐるぐるぐる。さびしいです。自分でなんとかしろ、と言われ…

詩は死を志向するものだという強迫観念があってですね、だから詩からは遠ざかりたいと思うわけですが、もし詩が詩/si/ではなくて詩/sei/であったなら、という仮定をしてみたことがかつてあって、そこの違いはeなんですね。で、結局eroのeだなと思うんですけ…

あまりにもすごい映画を期待もせずに見てしまったので腰が抜けた。あまりリンクを貼りたいサイトではなかったのだけれど、わき目も振らずにとりあえずこの映画だけは見ろといいたいがために別アカウントにリンクを貼るのである。

1週間ぐらい蛙になっていたいです。ま、いいケロ、いいケロ、いいケロケロと、メッセンジャーの蛙さんが仰っていました。しかたがないこともあるさねー、と仰っていました。蛙は今頃、冬眠でしょうか。春が来れば、尾瀬でも思い出すのでしょうか。心が晴れ…

おなかが、いたくて。 うたを、うたいたくて。 ひとに、きいてほしくて。 ひとは、あるいていて。 わたしは、しゃがんでいて。 ひとは、あるいていって。 ひとは、きいてくれなくて。 うたは、うたえなくて。 おなかが、いたくて。 うたを、うたいたくてでも…

http://www.kajimotomusic.com/concert/2005/takemitsu/opera/opera.html それでもオペラは可能かどうかについて

海に、 からまりながら 打ち上げられた、 息継ぎもできずに、 波打際 白いシーツに包って二人でねむる 抱きしめる

遮られた休息-ごめんなさい-ごめんなさい