circustic sarcas

Diary of K. Watanabe

目を閉じて両手を胸の前で組み合わせていると、心の中の波風がふと消えて、水を打ったように静かになるのでした。めをとじてりょうてをむねのまえでくみあわせていると、こころのなかのなみかぜがふときえて、みずをうったようにしずかになるのでした。mewotojite ryoutewomunenomaedekumiawaseteiruto kokorononakanonamikazegakiete mizuwouttayounishizukaninarunodeshita




主よ、わたしの罪を濯いでください
主よ、わたしの罪を濯いでください
主よ、わたしの罪を濯いでください



目を閉じて両手を胸の前で組み合わせていると、心の中の波風がふと消えて、水を打ったように静かになるのでした。



主よ、わたしを赦してください
主よ、わたしを赦してください
主よ、わたしを赦してください



目を閉じて両手を胸の前で組み合わせていると、心の中の波風がふと消えて、水を打ったように静かになるのでした。



水面上と水面下に
私の内部は分離されて
それ以外なにもない
風もない波もない
静かに笑っている
憑き物の落ちたように
全てを諦めてしまったように



鏡を見てそのような私の顔を見たのは
中学生以来のことであった