circustic sarcas

Diary of K. Watanabe

君を愛するということ
手を開いてあげること
朝早く起きてみること
眩しさに目覚めること


目覚めればすべては真っ白で
君も真っ白で透き通るように
笑った、君が笑う、僕が笑う
そしてまた君が笑い僕も笑う


空はこんなに美しく
君がこんなに美しく
なんという朝だろう
君は学校に出かける
僕は家に残り考える


君は君が一番自然に笑っている顔がどんなに美しいかを知らない
その完全さを鏡で見ることはできない写真で見ることもできない
君が一番美しい瞬間を僕だけが知っているというそのことが
この世に僕の存在を記憶装置として許す理由になるだろうか?