circustic sarcas

Diary of K. Watanabe

人間嫌いになったくまは森へ分け入って、分け入って、そこに足あとを見つけて追いかける。おなかは減っていないし、追いかけても仕方ないけれど、なんだか気になる足あとなんだな、とこれはくまの口調。ひょっとしたら、可愛い女の子かもしれないし、山に一人で分けいるならば、それなりに訳ありだろう。仲良くなれるかもしれないし、おいしいかもしれない。おいしいのはぼくかもしれない。