circustic sarcas

Diary of K. Watanabe

私の知らない世界の果てでこんなにも美しい人たちがいたのなら、私の知る世界の中でどうして死んでしまう必要があったのでしょうか。太陽の下で自分らしく伸び伸びと生きているひとを見て、別に今の場所で頑張らなくていいのかもしれないな、と思いました。今そこで咲かなくてよいし、与えられた場所が違うなら、他を探してもいいのかもしれません。そういうことを、南洋の土地で教わりました。違う生き方で美しい人たちがいたのです。世界は線形ではなかったのです。