circustic sarcas

Diary of K. Watanabe

彼女が存在として音楽だったということはよく分かっているよ。蒸し返さないでくれ。存在として音楽のように不可視で、香りと響きしかなかった。たぶんいなかった、いないというかたちで、強烈にいた。分かっているよ。よく。蒸し返さないでくれ。いろんな楽器として僕の前に現れないでくれ。