あの盆地のなかに閉じ込められた空いっぱいにきみのひとみが見るらし
透明な病垂から水滴の染み渡って行くスーサイドカフェ
文字を読む 書かれた息を聞いて 書かれなかったことに 想像が広がっていくこともあり それを愛と呼ばないだろうか
どこからきてどこへいくのか問うきみは月を見ているそれを見ている
ふらふらと河辺歩けば目の前を飛び込むわたしのドッペルゲンガー
簡単な問いを繰り返す季節です何故生きるのか何故生きるのか
エレベーター Gに逆らえないわたし
一日は始まるものではなく始めるものだと気付く正午のベッド
あさごはんたべおわったらごごしちじなやみにみちてねむりにおちる
あなたから日本列島上空にI love youのあらしがおそう