circustic sarcas

Diary of K. Watanabe

https://lueur.hatenadiary.org/entry/20070305

ここを読まれていないと思うけれど、もしかしたらいつの日かここに辿り着かれるかも知れないので、投げ瓶として。

集を作ってみました。十三年前のOQさんの声に導かれて。集めてみたら、どうなった、というわけでもないのだけれど、自分のことが少しよくわかったような気がします。よく使いがちな言葉とか、モチーフだとか。山月記を一昨日読んで、心の中で泣きながら、ほとんど僕は李徴じゃないかと思ったのですが、十五年ぐらいかけて、一つのかたちを自己満足ながら作れて、それが李徴とわたしの間に存在する僅かな差異です。それで、虎にならなくて済むかもしれません。ありがとうございました。