circustic sarcas

Diary of K. Watanabe

2020-11-09から1日間の記事一覧

眉のあたりにすずしさの残る少女みたいに/須賀敦子と日本の現代詩の関係、そして須賀の「詩集」について

須賀敦子さん、 あなたが、決して長くなかった人生のなかで、なんども行き止まりにぶちあたったり、座礁したりしながら、なんとか舵を切りなおし、べつの生き方を模索してきたその、最後の地点として、理不尽なほど短い期間しか与えられなかった作家という天…