circustic sarcas

Diary of K. Watanabe

府立図書館にきました
病気だったとき毎日歩いてきて、ファインマンスティグリッツを読んでいたのですが、ファインマンは早々に脱落して、スティグリッツは読み切ったものの内容を全く覚えていません
それが病気と関係があったかというとあったのでしょう
机の向こうの方に金髪の若い女性がいつも勉強していて、それを見ながら勉強していたのですが、そしてすこしどきどきしたり、世界とのつながりをぼんやり感じていたりしていたのですが、ある時から見なくなって、国に帰ってしまわれた、と悲しくなったのを覚えています
上の階にはロメールの映画のDVDが沢山あって、それを見た記憶がこの場所の記憶と結びついて、なんとなくロメール的こざっぱり感がこの場所にあるような気がしてしまいます
映画を見ては日記に書き、だれかが日記を読んでくれるのが楽しみだった時代でした。
インターネットの闇によって病み、インターネットの向こうの人たちの光によって生き延びたと思っています