circustic sarcas

Diary of K. Watanabe

汽車が(ノクターンノクターン)、と走る。その中で過ぎ去っていく。
すべてのものが。わたしたちが。わたしときみとのあいだが。桜がこわい。
満開の桜がこわい。もうすぐ散ってしまうから。三分咲きが一番いい。
まだまださきが残っているから。でもわたしたちは、たぶんいまが満開です。


ノクターンノクターン


劇的に、はやく、あるいは穏やかに、花の下で
火のように死にましょう。

つかみどころがない。すくりゃソナタ3番はなぜとつぜん現れるのか、あの、独創性はいったいどこから来るのか・この、えぐい和音