circustic sarcas

Diary of K. Watanabe

2013-09-03から1日間の記事一覧

エチュード2集11番を弾いた後、17の彼女はでも、と言った。ショパンの情熱に自分が付いていけない。彼女はピアノよりも本質にバイオリンの人だったのだと思う。バイオリンだとたぶんその情熱についていけた人だったのだと思う、バイオリンのほうが好きだ…

汽車が(ノクターン、ノクターン)、と走る。その中で過ぎ去っていく。 すべてのものが。わたしたちが。わたしときみとのあいだが。桜がこわい。 満開の桜がこわい。もうすぐ散ってしまうから。三分咲きが一番いい。 まだまださきが残っているから。でもわた…