circustic sarcas

Diary of K. Watanabe


眠れない



なぜ
ふんわりと時は
昨日もまた


東京の夜
光も
なにも
直下型地震
崩れてしまえば
いいのに


わたしは
どこにいるのか
眠れない
ふんわりと
時から冷めて


怖くて
壊れて
なにも
残らなくて
一人で
誰もいない
なにも
期待されない


ありがとう
わたしは
あなたの
役に立つことによって
わたしの
役に立つ
わたしの
ロールを
プレイする


ありがとう
わたしを聴いて
ありがとう
世界が
わたしを
求めてくれますように
わたしが
わたしでいることが
そのままに


眠れない
なめらかな
色の遷移
のなかに
立っている
ゆめから
覚めても
まだ