circustic sarcas

Diary of K. Watanabe

2012-06-16から1日間の記事一覧

南新宿。HIV検査。念の為。妙な緊張が漂う、この匿名性のなかでの会話。

うわー。わかったー!ルパン部分は一を四に割ったり五に割ったり六に割ったりしてそのずれを微分的に楽しんでいたけど、歌の部分になだれこむとき、当然その四のはやさでいってるもんだとおもってたら、五の早さで四を刻んでる。つまり一拍が4/5倍になってる…

あかん。あほや。 嵐が丘で、ごかけごと四かけごのクロスリズム、とか、書いてたん、ぜんぜん嘘やった。 そこがはじまるまで五連ぷが最小単位で、そのまま五で流れ込むから、そうだとおもっていたわりに、すごくそこに、なにか会いすぎる違和感があって、な…

渋い

五と四のクロスリズムはやばいなあ。五と六はなんか、偶数が速くいって追いつく感か、五が引き伸ばされる感があるきがして、四と五がこんなにも不干渉に当然の顔でしかし対位しうるのかという。無関係に見えて不干渉でありながら両立するという、多様性の肯…

嵐が丘のすごいとこは、五連ぷの「タッタッッ」という二打をなんども繰り返してくとこだと思う。「タッタッタ」で五を確信させるのではなく、ごはくめを休ませることによって、加速が生じる、蓄積が起こり始める。

菊地さん嵐が丘を聞いていて、中間部の歌の部分、ださいとおもうけど、そこにある十拍子の感覚みたいなのすごくて、基本的に五拍子のこの曲は、五連ぷが五回続いていくというフラクタルなかんじのところ、歌がはいって、五性は残しつつかなり意図的に偶数性…

セリフがなく、人は動かなく、静かで、美しさだけがある、一時のソクーロフが行っていた映画のような、小説はいかにして可能だろうか。

「「本質」がどこかに落ちていないか、ずっとしたをみて歩きつづけていたら、こんなに時間が立って、見つからないうちに、ぼくはもう人生の終わりに近づいてきたようですね」 「美しい、ということと、面白い、ということの、矛盾が最後に現れるのではないで…