circustic sarcas

Diary of K. Watanabe

2020-12-04から1日間の記事一覧

眠りにいるまえの枕明かり おやすみはなんどもゆっくり 意味がなくなって音になる ひとり ひかり ひろがり ひとり 2009-03-23 それから割と美しい声を上げて枯れた木からまだみどりの木へと 鳥は飛んだ 見ているわたしは死んでいるのか生きているのか 眼がど…

君という雲のむこうに もっとたくさんの君たちの雲 +++ ミニコンポ だきながら だんをとる ベランダで + こいだとか いうものだから いけないいけないと いって いけにいしなげた +++ 愛しているからではなく 愛していると言いたいから愛していると言いたい …

しゃぼんだまのなかに しゃぼんだまがとんだ しゃぼんだまのなかでとんだ しゃぼんだまのなかのしゃぼんだまがはじけてきえた そたのしゃぼんだまははじけてきえなかった わたしはめをとじて はじけてきえた

あなたがもし耳が聞こえるようになったら、ぼくはあなたに何を聴かせてあげようかなあって、いつもそう考えてきた。世の中にたくさんきれいな和音や音色があることを、信じられないぐらいきれいなんだってことを、あなたが知ってくれたらどんなにうれしいだ…

無現の傘 +++ たくさんのことを語ろうとすればするほど、言いたいことなんて何もないことにきづく +きみの口ぶりをきみのいなくなるまえに +おおくを言わないあいだに 沈黙がぼくらの言いたいことをつなぎおおくを言わないうちに ぼくらは同じことを感じてい…