circustic sarcas

Diary of K. Watanabe

2020-12-03から1日間の記事一覧

トイレに入ると吉田さんの部屋だった。吉田さんは部屋でフランス語で農業の勉強をしていた。吉田さんの机と向かい合わせに洋式トイレがあり、僕は何事も無いかのように便器に座って用を足しながら吉田さんとしゃべっていた。用を足しているのがばれないよう…

<わたしには見えないけれど、わたしには見える。だからわたしには大切な思い出になる> + 頭上、鳩通過 空への残像 刹那 微笑の天気図 (竹上泉へ) + 深海魚はプロ野球選手になる夢をみる。(あの角へボールを当てることが出来るなら。) 螺旋階段に行き着く…

しの整理と、フレーズの救済をしばらくしています。 + 冬の南の海の脇の道を誰もおらず一人で歩き続ける。耳元に鯨の声。「見えるだろうか」と僕は思った。前にも後ろにも死しかなかった。遠くで遊んでいる若い人たちが白かった。私とは関係ないところで世界…