circustic sarcas

Diary of K. Watanabe

まちーた・ぺれーをまだ聴く。
6:40から。
かれの下手な歌。
かれのものすごく下手な歌。
ひどい発音だし音も揺れる。
でも感動する。
長い周期でなにをやりたくて曲を作ったか知ってる歌だ。
下手なことにちっとも恥ずかしく思っていない。
プロの歌手の前でもたぶん緊張せずこの下手な歌を歌っただろう。
これは彼が歌わなくてはならなかったから。




これだけはやっぱり最初から見てほしいのだけれど、なみのぼん。だれかがあげていたもの。1つめ
https://www.youtube.com/watch?v=PcXsFwfGmn8


もうみてくれたひとだけ。何度見ても、最後のシーンは泣いてしまう。
初めて見たとき気が付かなかったけど、僕が泣いた理由はいつものあの美しいメロディーのせいではなく。
https://www.youtube.com/watch?v=FuRy3skmkp4
4:02から。灯篭を見る老人、灯篭に目が移った瞬間、音楽が始まる(あのメロディーではない!)
おそらく全編でここだけではないか(確かめていない)、4:28からの、ファ#ソラーレ↑レード#、というフレーズに泣いたのだと思う。ファソラーの卒業式感(この和声感覚はいったい何だろうか!!!)、そこですでに涙が出ているのに、一オクターブ上がられたら、もう泣くしかないではないだろうか。もう、どうしろというのか。解析してしまうとそんなことになってしまうけれど、このメロディをこの場面で誰が書けたか。武満に歌がなかったと言った某作曲家はここでこれを書けるとでもいうのか。




なんという美しい…
ショパン25−1
https://www.youtube.com/watch?v=ZbjYSUJHAWk
もっともっと、早くこれを聞いておくべきだった…
こんな風に、このスピードで弾けるなんて。