circustic sarcas

Diary of K. Watanabe

あしもとがふと浮くような転調、という一言しかない。浮遊、一瞬の。それは多分大きな転調ではなくて、二度か一度半の。鍵盤が大きく変わってしまうような。いままでの着地点がすべてなくなってしまう、そのすこしの恐怖、たくさんの自由。いままでのグラウンドが消えた時、あたらしい空中のグラウンドが現れたのが見えたその瞬間がある。