circustic sarcas

Diary of K. Watanabe

'95 8/15

コケティッシュなものへの恐怖と……



僕らがダフニスとクロエーに戻れないこと。



本当は自然であるべき事が宗教と文明と文化に汚されてしまったこと。



おおらかに、一点の染みもないギリシアの青空のように済みきった眼で。



自然の喜びと人工の恐怖。



Erosはそれ自体で淋しい。



*



「男女平等」は多分に文明的で、キカイ的で、人工的なものだと思う。
自然に相反するものだ。

だって考えてもみろよ、男と女は子供に対する近さからして全くちがうし、少しは違いのある生物なんじゃないか。