circustic sarcas

Diary of K. Watanabe

五月二十四日(日)の日記


たいくつな日曜日。一言で言えばそうなるだろうか。
上から読んでも日曜日。下から読んでも日曜日。しかし、逆立ちしたってたいくつなものはたいくつ。


たいくつというものは、少しばかりいらだちを覚える。
えびでたいをつる、えびたいという言葉がある。それでは、たいをえさにつれば、どんなすごい魚がつれるかと、やってみれば、古いすてられたくつ。たいでくつをつる、たい・くつ。
たいでくつをつるなんて、ばかなことをしたもんだと、自分にいらだつ。
その「いらだち」が、つまりすることがなく、おもしろくないときにあらわれるとぼくは考える。
そんな、たいくつな日曜日だった。


(後記:えびたいという言葉はないと思う)