circustic sarcas

Diary of K. Watanabe

あるいは女性性。かわいらしさ、を見ていたのだろう。それが、移転する、土台となる。フォルラーヌのこと、ギーゼキングの、なんども。感じ方が変わって、かわいく。


懐かしい三鷹まで出てきて、大学のころ、一年だけ住んでいた。自転車で、死の風景を探して走った。自殺という言葉はまだ私のものではなかった。ずいぶんあとまでなかった。三鷹へは、お使いで行った。スタのフルコンがあるお家、と聞いて、わくわく行ったら、お使いのものを忘れてきた。家に行く前にまた戻り。眠いし、この世で無い気がする。ラヴェルはとても危ない。調性を拡大して行くということは、精神の危険へ踏み入れることだったとすれば
いちはやく無調へ逃げることは正しい流れだったといえる。