circustic sarcas

Diary of K. Watanabe

ソクーロフ/傷ましき無関心

DVDにて。ソクーロフ、通常営業の感。ストーンあたりの。ようするに、何をやっていて何がドラマ的に起こっているのかさっぱりわからないが、そして眠気との戦いなのだが、そこを我慢しているうちに何かが現れる…ような。忍耐の末に。でも、そのかんじ、すこし弱い。孤独な声が、ジャームッシュみたいな感じしたのと違って、なんだろう…ロシアの狂い方、、フルスタリョフ、車を!に近いような?家の外では戦争、というのが笑えました。あと、音響!やっぱりソクーロフの音の感覚はこのころのはすごいなと思いました。一番は日蝕の日々なのだけど。ずっと響いているハープの不吉な和音!やっぱりこの人の最高傑作は日蝕ではないかと。マザーサンは映画を超えている。はやく家族三部作の最後がでますように!二人の兄弟と妹だっけなんだっけ。ファウストTSUTAYAにある模様、みなきゃ。