circustic sarcas

Diary of K. Watanabe

ビートルズでぜんぜん曲が取り上げられなくて、ためにためていた曲をどばっと1970年だかにだしたのがATMPというアルバムだが、その一曲目からとても美しいのに演奏がジョージ一色なのでとても残念という、僕はとても残念なアルバムだと思う。

フィル・スペクター音の壁なんていちばんポール&ジョージの最強コンビのあり方の正反対であって、僕はポールのいるI'd Have You Anytimeを聞きたかった、どんなベースが重くて、どんなハーモニーを乗せてきたか。この音の壁のなんというさびしい、古い、本当に、古い、古い、古い!いまもういちどAll too muchを聞いて、あちらがいかに古びず、こちらがいかに古びている事か!