circustic sarcas

Diary of K. Watanabe

とてもとても長いセンテンスを書きたい、息の長くて、どこへ釣れられていくのかわからないうちに、世の中のいろんな栄養素がそれ一つで吸収できるというあの丸薬、実際、あのアニメを見て覚えていることといえばそれがただの丸薬で美味しいものであるわけもないのに、とても美味しそうだったことで、読んでいるうちに気がつけばいろんな滋養やらなんやらがあって、時間をわすれてそのまま私がいなくなるようなのがいい。明暗を最後に書いたという一点だけにおいて漱石は天才だと思う。