circustic sarcas

Diary of K. Watanabe

十八切符の電車まちをしていて、二列を作ってホームで待っていて、後ろで中国語が聞こえて、なんとなしに嫌な予感がしたら、電車がついた途端、二列ではないドア近くの横に彼ら四人が群がったので、追い抜かれた形になって、本当に嫌な気持ちがした。東海道線在来線の乗り換えは座れないことがよくあるから、出来るだけ座れるように早足で駅を移動したのに。そしてみんなそうしているから、大垣ダッシュとか米原ダッシュが生じるのだけど。件の四人に腹がたったのは、彼らが中国の人だからではもちろんなくて、こういったときに、だから中国人は…!とお決まりの紋切り型の怒りを口にする日本人のほうをぼくはむしろ激しく嫌悪するのだけど、そんな紋切り型への口実を与えるこの個別の四人に、
どうしようもなく腹が立った。日本での電車待ちのルールに無知ならば仕方ないけれど。もし私欲であれば、それが中国人全体の印象を悪くしてしまうのだということ。そして、たぶん、そういうことについて社会的に貢献できるのは、地球の歩き方的ほんだったりして、地球すげえ、といまさら思った。ごうにいればごうにしたがえ、ときちんと書いてある。ロンプラもそうだけど、とくに、日本人にありがちなことに対して、注意を喚起する書き方をしている。今回怒りを覚えた僕が本当にすべきことは、中国版地球の会社にたれこむことなんだろうけれど。