circustic sarcas

Diary of K. Watanabe

ジーザスクライスト以上にスーパースターであるサンフランチェスコのことを、螺旋系の下降する宇宙のなかで語る、という絵がヒンデミット/気高き幻想にはある。混沌とした和音、とはいっても、そこまでではないが、混沌、のなかから、その和音にのらない鳥の叫びが聞こえる。そのことを考えていた。ちっともいい演奏に恵まれないあの曲。