circustic sarcas

Diary of K. Watanabe

わたしにひらかれていた世界は出町柳蔦屋だけでありました。野良氏を借りたのもそこだし、森の人たちに勧められるままにラヴレスを借りたのもそこで、いまだあのピンク色のジャケットはベッドのなかの感覚、全曲リピートのままイヤフォーンで布団にくるまっていい夢を見つづける逃げ続けた感覚、昨日のような、そしてそのままロンドンの街も見える、耳をそれに塞がれたまま毎日あるいたカムデンストリートが。