circustic sarcas

Diary of K. Watanabe

30.3.1995

今日は雨だった。
Rさんのピアノの日。ベートーヴェン31番はこの人にはあまりに若すぎる。バックハウスのように深く沈んで少しも動けぬようなものが少なかったような気がする。
Kさんと他だれか1人がその後入ってきた。受験勉強のかえりらしい。しかしピアニストになったところでどうなるのか。しかし自分の運命を限定した方が楽なのは分かってる。
フォーレがすごくよかった。フランスのエスプリが感じられた。
初演作品。旋律はきれい。しかし和声の曲を一つほしい。

(後記:フランスのエスプリが感じられた。って言うのは、笑うしかない恥ずかしさだなあと思う)