circustic sarcas

Diary of K. Watanabe

( ) 3

、(これをもって僕自身のsi-noyonamonoの括弧を閉じるべきだと思う。括弧を開き続けて僕は何かを叫び続けていたけれど、もうそれは終えなければならないような気がしはじめている。社会にでなければいけないのだもの、人と論理的に冷静に話せなければいけないのだもの、そのためには言葉を浮遊させてはいけないのだもの。アイスランドのバンド、Sigur Ros http://www.sigur-ros.co.uk/ の三枚目のアルバムの題名は、"( )"そのものである。8曲の題名はすべて"untitled"だ。
http://sigur-ros.co.uk/band/disco/parenth.php
( )の中身が8つの透明だとすると、"(" と ")" はいったい何なのだろうか。いまこれを長時間書きながら、たぶん気がついた。一曲目、ギターのプラグがつながれる音・ぷつっという音がきこえる、それから始まる(多分)As-durの静かな2声の旋律(下:Des-Es-F-G-As/上:F-G-As-Es-C)。上はもう少し動きがあるけれど、基本的に多分、こう動いてて。その、とてもきれい。で、さっき八曲目の最後に、もう一度、ぷつっという音がきこえた。プラグが抜かれたんだ!その音をSigur Rosが入れていたということ、それに気づいたことに、いま静かに感動していて、彼らか、彼らの上の神さまみたいなひとが、括弧を閉じることを見守っていてくれているような気が、なんとなくしていました
 
、(
 
 
 
 
 
))))))))))))))))