circustic sarcas

Diary of K. Watanabe

200603190734

記憶のために。
 
小林レントさんの「深く。噛んで」と「封筒に書かれた詩」を読んだ。マイクを上向きに伸ばして、最初のf音をどうやろうかテストしていると笑われた。というかそもそも、レントさんのものを読むときは禊として真っ白な格好をすることが多いんだけど、なんか、それを「白い!」とか突っ込まれていや、お笑いでやってるんじゃないんですけど。全部。マイク使って声を使ったり(つまり上を向いて読む)、下を向いて読んだり、歩いて読んだり、いろいろ変化をつけてぼくなりの解釈をつけてやろうとおもってやってるんですけど。腕に真っ赤に書いているのも腕を噛む詩だから血なんですけど。白い格好もその赤のためなんですけど。だけど全部そういうのが外れまくった。会場の空気からも、環境からも。多分ぼくが傲慢なんだとおもう。
  
封筒はsの部分をマイクをつかって強く発音してみたり、歩行部分はオフマイクで歩行して読んだり、ローマ字は声を変えたり、いろいろやったけれど、うむ。反応はなかったなあ。
 
こういうのは、感想とか、反応とか求めちゃいけなくて、聞いてもらえただけで幸せとするべきなんだろう。ぼくのこういう、反応を気にする姿勢が多分間違ってるんだ。たぶんそういうのが生き方の基調にあって、それが根本的に間違っているんだ。と思い、入鬱。