circustic sarcas

Diary of K. Watanabe

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旅に出ようと思って寝過ごしてしまいました。決断ができないまま僕の身体は踏み絵へ引きずられていく。逃げようと思って、熱海にでも行こうと思いました。8時におきて、泌尿器科に行って、それから家に帰って直ぐにでも。でも寝てしまいました。おきたら3時半でした。光が怖いのでカーテンを閉めています。カーテンを開けるとたくさんの屋根が見えます。その下にたくさんの人が住んでいます。みんなまっとうに生きています。怖いです。堂々と治療中のプラカードをもってあるきたいです。熱海にいこうと思ったのは、18切符が4枚あまってしまったのを、ほおって置いたのが罪悪感があって(僕の行動原理はまずはじめに罪悪感だ)、これは旅に出なければならない、という義務感があって、その義務感と修士論文の義務感のどちらが楽かといえば前者であるので、前者を選んだのに、ベッドで寝過ごしてしまいました。そしてまた夜には寝られないで苦しむのでしょう。苦しいです。苦しいです。苦しいです。一時期ほどではないけれど、苦しいです。ただ、苦しいです。逃げているばかり。ご飯食べなきゃ。嫌だなあ。淋しいなあ。淋しい。