circustic sarcas

Diary of K. Watanabe

日_常_を_こ_そ_げ_お_と_し_て_い_く___暗幕__。______詩人__は_、下書きをつ_づ_け__る__。___妻_妻_妻_妻____永遠と一日!!!!!!!答えは芸術にはなく、答えはたぶん、いつもぼくの隣にあった。あの美しい人の中にあった。ぼくはあの美しい人が美しすぎて避けてしまった。あの美しい人はそれをこそ悲しんだ。ぼくはあの美しい人から逃れるために東京に来た。答えは東京にはなかった。答えはあの美しい人のなかにあった_のに。__永遠と一日!!!!!!!叫べ!____レントよりも遅く!!____なんども、なんども!___

雨あがりのしづかな風がそよいでゐた あのとき
叢は露の雫にまだ濡れて 蜘蛛の念珠も光つてゐた
東の空には ゆるやかな虹がかかつてゐた
僕らはだまつて立つてゐた 黙つて!



ああ何もかもあのままだ おまへはそのとき
僕を見上げてゐた
 僕には何もすることがなかつたから
(僕はおまへを愛してゐたのに)
(おまへは僕を愛してゐたのに)



また風が吹いてゐる また雲がながれてゐる
明るい青い暑い空に 何のかはりもなかつたやうに
小鳥のうたがひびいてゐる 花のいろがにほつてゐる



おまへの睫毛にも ちひさな虹が憩んでゐることだらう
(しかしおまへはもう僕を愛してゐない
僕はおまへを愛してゐない)


  立原道造「萱草に寄す」より SONATINE No.2より 虹とひとと

第三連のためにさらに引用

Inútil paisagem(Useless landscape)
Aloysio de Oliveira / English lyrics by Ray Gilbert

試訳


意味がない
月の光も
雪をかぶる山も

海岸に寄せる波も意味がない
こんな寒い午後には
なんて午後だ
君がいない
無意味な風景



た__ぶ__ん__
君はもうこない
君がもう二度とこなければ
私のあの素晴らしい夢にも何の意味があるだろう
私の存在は、もはやどうして必要だろう
私はどこへ流されていくんだろう



君なしで
どこでもないところへ



どこでもないところへ


さようなら、wk3くん、deadな僕、波に消されていく砂浜の名前……君の名前の色をした僕の部屋__はいまや空中にある________________ない