circustic sarcas

Diary of K. Watanabe

朗読する僕の声はどこにも、だれにも届かなかった… 色にすると透明なわたしの声… だれにも。
どこにも。





僕は、海沿いのアスファルトを、走って逃げていた… (何者から?) 
見えてくる施設があって、それは温泉だった、海辺の温泉で
若い女の子の団体が、水着だったり、裸だったり(胸しかみえない)
それに、おじさんたちがじぶんの裸を見せて、女の子はそれを見て笑ったり、
裸どうしで談笑してしたりしていた。
着衣の僕はそのなかを歩いていて、湯に触るとあたたかだった。
わたしはまた逃げた





タモリがいてぼくと空耳アワーの話をしている
「あれは映像があるから2倍おもしろいんですよ
ことば使いのわたしとしては嫉妬せざるを得ない)」
とぼくは話している
そこはたぶんどこかのTV局の喫煙所のような場所で
ぼくははだかでしずかに勃起している
女の子たちが3人、ぼくらのまえをとおっていきそうになるので
ぼくは布団でじぶんを隠そうとする
勃起するペニスの裏側が隠れなくてその裏側を女の子たちに見られる
けれどたぶんわたしは女の子の視線には気付かずわたしのペニスの裏側に目を奪われていた